ぶりかです。
11月は秋を楽しむ"紅葉狩りinサ旅"に出かけてきました。
今回の訪問先は大分県。
紅葉狩りついでに、二度失敗している「関サバを食べたい」の目標も達成したいと思います。
仕事後の前乗り宿泊は中津市へ。中津は福岡に隣接する大分最北端の町です。
全国的には唐揚げが有名で鱧の名産地でもあります。
もうひとつ、中津と言えば忘れてはならない場所が、日本三大奇景のひとつ「耶馬溪(やばけい)」。
今回は紅葉シーズンどんぴしゃりで訪問できたこともあり、こちらも楽しみです。
初日は「サンライズホテル中津」に泊まります。GoToの恩恵もあり、一泊1900円と破格のお値段でした。
駅チカで喫煙可のお部屋があったことが決め手。ちょっと壁が薄いけどお値段激安だし、そこは我慢です^^;
ひと休みしてから夜サウナに出かけます。
ホテルから歩いて30分、「さくら温泉」にやってきました。
こちらは福岡や長崎にあるふくの湯系列の発祥施設。
SSKグループの本社がある豊後高田にもほど近く、ふくの湯の元祖とも呼べる施設です。
敷地内には別棟でゲーセン、ボウリング場、24Hの雀荘などがあります。
いい意味でふくの湯らしさはあまりなくて、20年くらい前にあった「スポーツセンターみゆき」とかの複合レジャー施設っぽさを感じます。
それでいて、ちょっとした箇所にふくの湯らしさが隠れてる。なんだかワクワクする感じがありました。
最初にびっくりしたのは施設の綺麗さ。古さや老朽化はあるんですけど、清掃がとことん徹底されている印象です。
浴場はスモール版のふくの湯といった趣きで、和風は内湯が広め、洋風は外湯が広めと非対称な造りになっています。
サウナ(和風呂)
8人規模のスタジアムサウナには大型の遠赤ダブルストーブが鎮座しています。湿度は中〜やや高め。
サ室に比べて大型のストーブが置いてあるので、熱圧はけっこう強めです。循環も良くてしっかりした熱さがありました。
和風浴場と洋風浴場でサウナ温度に10度ほどの差がある様子。バランスとしては和風風呂が当たりかな?と思います。
水風呂
サウナ室を出てすぐの場所に水風呂。正方形で6人は入れそうな広めな造りです。
サウナがしっかり熱かったので、バランスがすごくいいなぁと思いました。
▼画面奥の浴槽が水風呂
休憩は内湯にベンチ。外湯にベンチ、レスタチェア、ウッドフラットチェア。
注がれるお湯の音が耳にも気持ちよかったです。久しぶりにバッチバチにキマリました。
まとめ
さくら温泉は穴場だと思います。個人的な好みでは訪問した大分サウナの中でもTOP3に入るかも。
稼働していない浴槽があったり全体的な老朽感は否めないので万人にオススメできる施設ではありませんが、シンプルに「サウナ.水風呂・外気浴」がとても気持ち良かったです。
※浴場内画像は公式サイトより転用
大分県中津市大字下池永正手64番地
600円
9:00~翌1:00(最終受付 翌0:30)
年中無休
表示温度92〜94度
体感水温16度
アクセス
中津駅から徒歩約30分
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ホテルへの帰り道に博多ラーメン金龍へ立ち寄り。
漫画が沢山置いてある店内が懐かしいなぁ。福岡では歩いて行ける範囲の金龍が全滅していたのでちょっと嬉しい。
大分で博多ラーメン食べるのもどうかと思うので尾道ラーメンをいただきました。
明けて翌朝。本来はバスで耶馬渓入り→紅葉を愛でて「守実温泉やまくにの郷」を訪問する予定でしたが、運悪く定休日変更に重なってしまい目的頓挫...。

耶馬渓に紅葉だけでも見に行こうかとも思いましたが、せっかく中津に来たので、お隣の八面山に行くことにします。
八面山には未訪問施設「金色(かないろ)温泉」があります。バスが1日3本の運行で運行間隔もやや厳しめなため、今回の旅ルートからは外しておりました。
なんの下準備もしていませんが、八面山に行くんなら登山サウナをキメたい。というわけで八面山登山口を目指します。
中津駅からバスで約45分揺られて八面山平和公園で下車。神護寺を経由して登山口方面へ歩きます。

この神護寺の紅葉が凄かった。
観光客も他におらず、完全貸切状態での紅葉散策。耶馬渓行きのバスは観光客が結構並んでいたので八面山に来て正解だったかも。

静寂の中、紅葉を愛でる多幸感。この時点で今日一日が充実した気分になりました。
野外ステージを抜けて登山口に到着。ひとまず北峰を目指しながら、時間と体力に余裕があれば本峰まで行こう。
山中は取り立てて特長のない登山道です。紅葉はあまり残っていませんでした。
しばらく歩くと分岐点。このまま楽なコースを登ってもいいけど、少し物足りなさがあるので修練の滝コースに行ってみます。
こちらのコースはやや難易度が上がりました。それでも楽なほうかな。川や岩場も多いし初心者にもオススメできる登山コースだと思います。
修練の滝に到着!水源は溜池なので、にごりはありますが滝の真下までいけちゃいます。
あぁ、癒やされるぅ。山中でも誰にも会っていないので、この滝も独り占め状態。マイナスイオンのしぶきをたっぷり浴びました。
登山ルートに戻ります。修練の滝から先は起伏もほとんどありません。
しばらくして箭山神社に到着。ここまでこれば山頂はすぐそこです。
箭山神社には紅葉が残っていました。小さなお社だけど厳格な雰囲気。

箭山神社から横に伸びる天空の道を歩いて...
山頂に到着!頂上にある大岩でぱしゃり。
寄り道をしたので2時間近くかかりましたが、まっすぐに登れば1時間ほどで登頂できると思います。
山の空気は澄んでいて綺麗。珈琲ぐらい買ってこればよかったなぁ。
帰りのバスを考えると周回する時間はなさそうなので、折り返して下山します。
登山口まで戻ってきました。
ここから金色温泉までは徒歩40分くらいなのでこのまま歩いて向かいます。
途中、金色渓谷にちょっと寄り道。
こちらは沢登りでアタックできる登山ルートがありますが、装備がしっかり揃っていないと厳しそう。
水源は湧水ではなく溜池なので水はちょっと濁ってますね。
ヘアピンカーブの山道を下ったところに「金色温泉」が見えてきました。
紅葉に包まれた素敵な建物です。庭園がメインで温泉館がオマケなイメージ。
隣接する八面山山荘との間にも美しい庭園がありました。
さて大浴場へお邪魔します。
浴場は天井が高く開放的。傾斜の山肌を活かした露天風呂がウリなようです。
サウナ
12人規模2段のオーソドックスなサウナ室。温度表示は90〜92度あたりを推移しています。湿度は低湿かな。
対流式電気ストーブだと思いますが、ストーブが鉄板に囲まれているため目視ができません。この効果もあってか、熱は柔らかな感覚です。
水風呂
サウナ入口とは別に水風呂用の扉があります。
扉を抜けた先にはデーンと鎮座する御影石の水風呂が。山清水でしょうか?特有の肌を刺す冷たさがありました。
休憩箇所は豊富です。内湯のテラス席にととのい椅子が数脚。こちらも紅葉を愛でることができます。
外湯の最奥には外気浴ができる尾根がありました。フルフラットチェアとベンチ。年季はそこそこ入ってます。
サウナとは関係ないですけど、滝湯の威力がアホみたいに強くて、とても気持ちよかったです。
飯処は残念ながら臨時休業でした。登山後のおいしいご飯も楽しみのひとつだっただけに残念...。
まとめ
露天と景色の美麗さに比重を置いた施設です。外気浴を楽しみたい人にオススメできるかと思います。
水風呂の水温と休憩環境は良かったので、マイルドめのサウナ室でどれだけバランスを整えられるかが満足度の鍵になるかなぁと思いました。
※浴場内画像は公式サイトより転用
700円
10時〜24時
年中無休
参考温度 90〜92度
参考水温 15〜16度
アクセス
金色温泉バス停下車すぐ
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バスで中津市内に戻ります。バス停の周りはまさに金色。最後まで目で楽しませてくれました。
中津市とはここでお別れ。中津駅から特急ソニックに乗って大分市に移動します。次回に続きます。
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