佐賀旅最終日。
朝早い時間に出発して、吉野ケ里町に向かいます。
吉野ケ里にきた目的は「ひがしせふり温泉山茶花の湯」。
公共交通機関で行ける佐賀サウナの中では、個人的に2番目に高い訪問難易度の施設だと思います。
▼駅からはコミュニティバスを利用
難易度が高い理由としては最寄りの"山茶花の湯バス停"が廃線されたことが挙げられます。
現在の最寄りバス停は通勤通学線が止まる"松隈バス停"になりますが、その名の通り通勤時間にしか運行していない路線なので実用には不向きです。
▼通勤通学線の時刻表
実際には循環線の"きらら館バス停"を利用することになります。
きらら館バス停を利用した場合にも注意が必要。駅に戻るための最終バスの時間がはやく、14時10分きらら館発が最終バスになります。
※2020年11月現在
▼循環線(下り)の時刻表
帰りに必要な時間を考えた場合、吉野ケ里公園駅からきらら館に行くために利用できるバスは
1便:9時12分発
(施設滞在時間目安3時間)
2便:10時12分発
(施設滞在時間目安2時間)
の2択です。
▼循環線(上り)の時刻表
今回は2便を利用しました。
きらら館で降車した後、10分ほど国道沿いを歩きます。
途中から田園地帯の畦道が続きます。この道を20分ほど歩くことになりますが、平坦で景色もよく飽きが来ない楽しい道です。
30分ほど歩くと山茶花の湯の看板が見えてきました。
ここから高台にある施設までは5分〜10分ほど上り坂が続きます。
きらら館から歩くこと37分。
目的地の「山茶花の湯」が見えてきました。
周りに視線を遮る建物が一切なく、背振山の東山麓が見渡せます。
建物自体は大きめでゆとりがある造り。館内もここら一帯の施設の中ではダントツで綺麗です。
サウナ
サウナは正方形3段の中温中湿。1、2段目は軽めな熱さで、3段目はマイルドな熱さといったところでしょうか。
蓄熱もどちらかといえば浅めです。
それに合わせてか8〜10分で退室するよりも、長めにゆっくり居座るお客さんが多かったです。
水風呂&外気浴
この施設の主役はこちら。
水風呂は背振山の岩清水です。時期変動ありそうですが、夏場でも20度以下の安定した水温で楽しむことができそう。
外気浴は高台の利点を活かした広々仕様になっています。視線を遮る柵がないのでパノラマの景色を楽しむことが可能です。
椅子もあれば寝転べる畳もある。
休憩環境の充実度の高さと眺めの良さは九州サウナでも屈指の部類に入るかと思います。
大浴場利用後の休憩処も畳で広々。縁側やハンモックもあり、充実しています。
サウナ飯はご当地ものから幅広く揃えたラインナップ。
今回は「みづせ鶏の食べくらべ丼」をいただきました。とても美味しかったです。
まとめ
山麓を見渡す絶景の外気浴は一見の価値あり。
サウナは軽めの熱感なので「目的は外気浴に据えて、サウナはそのための準備手段」とあらかじめ考えた上で訪問すると、より満足度が高まるんじゃないかなと思います。
※浴場内画像は公式サイトより転用
料金 720円
時間 10時〜23時(最終22時)
店休 年中無休
アクセス
【バス】吉野ケ里公園駅から循環線きらら館下車。徒歩約37分
目安温度 82〜84度
目安水温 17〜18度
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山茶花の湯から吉野ケ里公園駅に戻ってきました。
本当はここで今回の佐賀旅は終了の予定でしたが、昨日1件しか訪問できなかったのでエクストラ訪問しにいきます。
駅でレンタサイクルを借りて約10分。「吉野ケ里温泉卑弥呼の湯」にやってきました。
こちらは大町温泉と同じく祐徳グループの系列店。系列の中でも古参店舗になります。
敷地内にはホテルもあり、祐徳グループ内では大きめな面積の施設。館内の作りは伊万里温泉白磁乃湯に近いです。
サウナ
サウナは3種類。ドライ·ミスト·低温がありました。メインサウナは祐徳同じみの庭園サウナ。温度表示は90〜92度ほど。
広い作りですが湿度しっかり。蓄熱も良好です。座段の奥行きが広く、座る体制を選ばないのも好印象。
水風呂
露天水風呂が多い祐徳では、珍しく内湯にあります。水温計はありませんが体感17〜18度くらいかな。注水量も多めです。
休憩
祐徳の露天にハズレなし。こちらの外湯はリニューアルした後のようで、場所を選ばすにゆっくり休憩することができました。
まとめ
老朽化は進んでいますが、サウナ&水風呂ともに安定感あり。
バランスもほどよく気持ち良かったです。人の出入りもさほど多くなくて意外と穴場かも?
※浴場内画像は公式サイトより転用
料金 600円
時間 10時〜22時(最終21時30分
店休 年中無休
アクセス
吉野ケ里公園駅から
①徒歩約30分
②レンタサイクル約10分
目安温度 90〜92度
目安水温 17〜18度
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さて、そろそろ博多に帰ります。
2020年の佐賀旅はこれで終わりです。また来年。
まとめ
今回の佐賀旅では
サウナサン(再訪)
ヌルヌル有田温泉
御船山楽園ホテル
大町温泉ひじりの湯
ひがしせふり温泉山茶花の湯
吉野ケ里温泉卑弥呼の湯
を訪問しました。
一番印象に残った施設は「ヌルヌル有田温泉」ですね。
今までたくさんの水風呂に入ってきましたが、ここまで軟らかい水質の水は初めて体験しました。
佐賀サウナは今回の放浪で約72%ほどの施設を訪問することができました。
残りは北部5施設、中部5施設、西部2施設。臨時休業にあたることも多かったので残っている場所がバラけています^^;。
今回の旅では、個人的に公共機関で行きにくい施設のうちNo2とNo3に訪問できたことが大きかったです。
最難関は訪問難度No1施設の「海上温泉バレア」。次の佐賀旅ではこちらへの訪問も組み込んでサ旅をしたいと思っています。それではまたどこかのサウナでお会いしましょう。
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