ぷりかです。
10月は佐賀旅に行ってきました。
今回はリニューアルしたサウナサンをはじめ、巷で話題の御船山楽園ホテルらかんの湯、その他とんがった長所を持つと噂の施設をいくつか巡っていきます。
▼ハウステンボス号
前のり宿泊は長崎県佐世保市のサウナサンヘ。
佐賀県西部を公共機関で旅する場合、佐賀駅近辺に宿を取るよりも佐世保をスタート地点にした方が移動がしやすいです。
▼佐賀西部路線図
改札口をでたところでええ香りのする某イケメンサウニストに拿捕されました。サウナ前に積もる話しもあるので「焼き鳥怪獣」へ。
美味しい焼鳥屋さんでございます。イケメン効果で美味しさも倍増しです。ありがとうございます。
佐世保の人たちは一体感が強くて好きです。
今回も佐世保を盛り上げようと一丸となって事に当たっている印象を受けました。ここは本当にいい街だなぁ。
ほどよくお腹が満たされたところでサウナサンへ。休業中に改装したとのことでワクワクしながらの入館です。
手続きを済ませてさっそく3階へ。
・・・・・!( ゚д゚)ドコココ!?
え?こんなに変わったの?
もしかしてエレベーターで別の建物に繋がった!?と思うくらいに驚きました。
ワーキングスペースはグループで使える席とひとりで使える席があります。
コンセントや有線LANも完備。椅子も坐骨に負担かけないやつ。おっさんへの配慮が素敵です。
ワーキングの合間の休憩スポットにはサウナサン式フィンランドベースが完成していました。
この椅子がまたすごい。変わった形をしていますが、椅子の側面がノイズキャンセリングの役割を果たしています。
作業の合間にヒンメリを眺めながら一息休憩。うちの会社ここに引っ越してくれないかなぁ。
コワーキングスペースの奥にはまるで船港ドックを思わせる青白い光が漏れだす空間が。
こちらが新カプセルルームの「暁」です。
暁と名付けた由来は
春眠暁を覚えず
サウナサン(陽)
駆逐艦 暁
から取ったんだそうです。
駆逐艦暁は佐世保港で建造された船ですね。
駆逐艦 暁1930年2月に佐世保海軍工廠((こうしょう)現佐世保造船所)で建造された駆逐艦。太平洋戦争時には第6駆逐隊(暁、雷、電)として南方方面作戦に参加。フィリピン攻略作戦、西部アリューシャン攻略作戦などにて活躍。のちに第三次ソロモン海戦第一夜戦にて沈没。
3階フロアの壁面に使われているオランダ積みの赤煉瓦風の壁紙も含めて、港町の佐世保らしい、サウナサンらしいコンセプトの改装です。
今回の宿泊ではさっそく暁を利用しました。カプセル自体が従来のカプセルよりも大きめでゆとりがある広さです。
布団もふかふか。コンセントも完備されています。懐かしさがある通常カプセルも好きですけど、個人的には暁の方がしっかり熟睡できるのでオススメ。
2階のレストランとリクライニングは基本的にそのまんまです。
「居心地のよさ」をさらに向上させるような手加えがなされています。リクライニングブースには新しい漫画棚が増設されていました。
リクライニングは基本的にそのまんまなんですが、充電できる席が爆誕しています。支配人のDIYの賜物。
1階はベースをそのままに一部を変更しています。暁専用のロッカーは1階にありました。横幅が広いロッカーは旅の荷物が入れやすくて助かります。
館内着が可愛くなっていました。
材質とか細かいところは分からないですけど、肌触りが柔らかくて気持ちいいです。
浴場前の着衣置場は佐世保の中学校名に。これ地元のおっちゃん達のテンションがあがるやつですね。
浴室は内湯が2つだったのが繋がってひとつの大きなぬる湯になりました。もちろん薬湯ジェットバスは残っています。
カランも変わったような...?変わっていないかも。これはどっちだろう。
サウナ室は木材と壁面が新しくなっています。
僕らの好きなサウナサンの雰囲気はちゃんと残っていましたよ!
▼画像は公式Twitterより転用
魔法の水風呂ももちろんそのまま。
まろやかな入り心地は健在です。出るタイミングが迷子になっちゃう。
休憩スペースの椅子の数も増えています。ハーブサウナの隣の席にはオッドマンも増えてました。
想像していたよりも沢山の箇所が変わっていて終始ポカーンと口が開いてしまいました(笑)愛着が深そうな場所はそのままに、より過ごしやすさを求めて手を加えている感じです。
僕らのサウナサンは変わらない姿を大切にしながらも、少しずつ進化しているんですね。愛さずにはいられない所以です。また近いうちに帰ってくるね!
○サウナサン(男性専用)
※館内撮影許可頂いています。
1時間 1300円
2時間 1500円
3時間 1800円
ナイト 1300円
宿泊可
年中無休
24時間営業
アクセス
佐世保駅徒歩9分
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興奮して長くなっちゃいましたが、そろそろ旅記事に戻ります。夜と朝にサンちゃんサウナを楽しんでから佐世保駅へ出発。
長崎本線に乗って佐賀県の有田駅に移動しました。
ここでは下車せず松浦鉄道に乗り換えます。同じホームの向かいに停車するので乗り換えはスムーズです。
三代橋駅で下車。松浦鉄道はのんびりとした雰囲気があっていいねぇ。
以前書いた松浦鉄道旅では長崎側の険しい山の中を走っていく電車の姿を書いていますが、佐賀側の松浦鉄道は長閑な田んぼの中を走っていきました。
秋の田んぼと鉄道のレール。これも田舎のインスタ映えスポットになるのかな。
三代橋駅から歩いて8分。「ヌルヌル有田温泉」にやってきました。
広い私有地にドーンと建っているスイミングプールの施設。その奥に飲食フロアと温泉棟があります。
サウナと水風呂は露天にありました。というよりも露天にあるのはサウナと水風呂だけ。露天自体がサウナ専用スペースです。
FMラジオを聞きながらのサウナ。体感としては低湿80度ほどかと思いますが、それは最初の1セットだけ。2セット目からは不思議な肌感覚に様変わりします。
水風呂はほんとびっくり!どんなに鈍感な人でも違いが確実に分かるくらいにヌルヌルです。水に重みがあり、トロロをぶち込んだかのような圧倒的なヌルヌル感...!
面白かったのは水風呂後のサウナでした。外気浴を挟んだ後でも余裕で保湿力が肌に残っています。
この状態で入るサウナ室は、肌を蒸気の膜で覆っているような不思議なサウナ体験ができました。
ヌルヌル有田温泉は水質が生命線。ここまでヌルヌルしている水は初めて体験しました。変わった水質が好きな人には特に強くオススメしたい施設です。
※浴場内撮影許可頂いています。
650円
毎月第三水曜日定休
10時30分〜21時
アクセス
三代橋駅徒歩8分
有田駅徒歩30分
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三代橋駅から有田駅へ戻ります。
ここから調査も兼ねて有田ダムへ向かう予定でしたが、乗るバスを間違えて三代橋駅に戻ってしまいました。
電車代とバス代を無駄にしつつ、時間も無駄にしましたが、ここで凹んでいたら公共機関旅なんてやってられません。歩いて有田駅へ戻ります。
途中にあった「ごどうふのたかはし」がとても美味しそうだったので、昼飯がてら立ち寄りました。
普通、豆腐屋さんって持ち帰り専門ですよね。当然、たかはしも持ち帰り専門でした。店主様の笑顔が素敵すぎて「間違えました」なんて言いだせず。
▼ごどうふは宿で美味しくいただきました。甘味があってスウィーツぽかったです。
豆腐を片手に装備して旅を続けます。
今度はちゃんと調べてから「Gallery有田」へ。
ここは有田焼の陶器が集まる陶器博物館のような場所です。レストランでは有田焼の食器で食事を楽しむことができます。
焼きカレーを注文しました。なかなかいいお値段でしたがボリュームもあって美味しかったです。
食後は好きなティーカップを選んでの珈琲タイム。陶器はよく分かりませんが、気に入ったカップで飲む珈琲は贅沢な時間ですね。
そろそろ次の目的地「武雄温泉」に向かいます。ダムに行けなかったり、右手に豆腐を装備したりと珍道中化していましたが、有田散策楽しかったです。次回に続きます。
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