【大分】筋湯温泉サウナ旅13(まきばの温泉館/悠々亭)

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筌の口から九重コミュニティバスの中継駅 飯田交流センターにやってきました。時間は正午を回ったところ。先にお昼ご飯を食べに行きます。

お目当ては美味しい野菜の天婦羅が食べられると評判の"野尾野(のおの)"。でしたが今は完全予約制でしかお客を取っていないとのこと。残念。。

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そこまでお腹も空いていなかったので、このままやまなみ牧場を目指します。Google先生いわく、歩いてだいたい40分。

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坂道もゆるくて快適な旅路です。途中から公道ではなく和牛優先の農道へ。農道が終わると畦道へ。

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畦道の周りにはアルプスの少女ハイジよろしくの大草原が広がっています。方向さえ間違えなければ草原を通ってショートカットできるのでは?と思い草原へ突入。

見渡す限りの大草原。気分はまるでハイジそのもの。そう。私が九重のオジサンぷりかです。牛さんこんにちは!(心は少女)


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ハイジごっこをしながら歩いていたらあっという間にやまなみ牧場へ到着しました。お腹もぼちぼち空いてはいますが、先に牧場敷地内にある"まきばの温泉館"にお邪魔します。

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○まきばの温泉館(男女)
500円
10時~21時
4月~11月水曜定休
12月~3月火曜・水曜定休

体感温度 82~84℃
体感水温 14~15℃

牧場の敷地内にあるまぎばの温泉館。当施設はみーちんが"九州一周ぶらり旅"で先に訪れていますが、存在を華麗に書き忘れて執筆したために旅記事に登場するのは今回がお初になります。(笑)

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サウナ自体はライトな熱圧。温度計表示はMAX90℃で対流式ストーブが小休止。82℃ほどまで下降して再加熱。平均だいたい84℃くらいかな。湿度はカラカラ寄りの低めで優しくライトな熱量は何分でも入っていられそう。発汗もあせらずゆっくり12分2セット。

歩いてきた疲れもあったのか、2セット目はサウナ室で何度か寝落ちしそうになりました。あぶない。心地よい熱さのサウナが睡魔を誘います…笑。

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水風呂は肌に刺さる冷たさ。サウナがほんのり熱い柔らかな熱さだったので、水風呂の冷たさが強烈です。14℃~15℃くらいかな?

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1セット目はそのまま外気浴をしたもののちょっと肌寒い。2セット目は牧場の取り立て牛乳を使ったぬる湯でさっと湯通し。うん。いい感じになった。牧場併設の浴場なので運がよければ露天風呂で牛や山羊に会えるんだそうです。

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【まとめ】
サウナがゆるいのでガッツリサウナには向いていないです。でも水風呂は冷たいし、各種浴槽も気持ちがいい。

やまなみ牧場は行くとしたら昼間になると思うので、「ガツンとしたサウナは夜のお楽しみ、すっきりとするためにまきばの温泉館」という使い道が合っていると思います。

通常は車で行く人がほとんどだと思いますので、後にも運転が控えていることを考えたら、場所に則した理想のサウナかもしれませんね。

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▲サウナ後にやまなみ定食(1500円)とソフトクリーム(300円)をいただきました。味は牛乳そのもの!

帰り道は調子にのって草原で迷いかけましたが、大きく遅れることなく飯田交流センターに戻ってきました。


交流センター隣のスーパーで、宿で飲み食いする分のお酒やつまみを買い込みます。ここから先は商店もほとんどないので買うならここで買っておいた方がいいでしょう。


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▲草原と公道に高低差があり出口に迷った。


再びコミュニティバスに乗車。九重の奥地に行く場合はどの路線に乗車しても飯田交流センターで乗り換える必要があります。

降車する際に運転手に一声かけると乗り継ぎチケットをもらえますので二重にバス代がかからずにすみますよ。

本日の宿泊地、筋湯温泉にやってきました。筋湯は九重で一番宿が多い温泉街です。

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眠気もあったのでさっそく本日のお宿にチェックイン。今晩は八丁原ヴューホテルに泊まります。1泊2食付で7800円と激安!

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安かったのでちゃんとした宿場なのか不安もありましたが、部屋も広いし問題なし。ホテルというよりは合宿所に近い雰囲気かも。ちなみに女将さんはサウナ好きな方でした。熱々でセルフロウリュができるサウナが好きらしい。

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▲音漏れはあるものの景色よし、貸切風呂使い放題とコスパは高い。

仮眠を取って18時から夕食。安いプランだったので可もなく不可もなく。食後にゴロゴロしてから夜のお散歩へ。

夜の温泉街散策は楽しい。日帰りの観光客も帰っている時間なのでとても静かです。静寂の時間を一人占めしながら散歩します。

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▲夜なら道中にある湧水も一人占め。

宿泊先にも貸切風呂がありましたが、夜はサウナに入りたかったので"九重悠々亭"に立ち寄り湯でお邪魔しました。

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○九重悠々亭(男女)
750円
10時~21時(※サウナは17時から)
不定休(お断りする場合あり)

筋湯温泉で一際目立つ大型旅館悠々亭。26種類の温泉と檜造りのミストサウナが売りのホテルです。

入口には悠々亭の看板犬『エンジェルくん』の置物が。本物のエンジェルくんはビンゴ大会に参加中だったので帰りに会えるのかな。


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大浴場は1階と2階にそれぞれあります。2階は男女わかれた浴場から一部分だけ混浴になる露天風呂がありました。1階は2階よりも後に作られた浴場でサウナとミストサウナはこちらにあります。

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▲1階大浴場に続く『悠久の間』。

サウナは1段で4人くらいは入れるかな?年季があるサウナ室で所々檜の板材が浮いている。立て替え時が近そうなボロさはあるが、清掃は行き届いていて嫌な臭い等はなかったです。

電気対流式ストーブで温度は92℃。ちょうど1人が横になれそうな段の長さだったので、貸切だったこともあり失礼してゴロリ。降り注ぐ蒸気が気持ちいい…。

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水風呂はまきばの温泉館と似た水質でがつんとした肌触り。どちらも黒岩岳系の地下水だと思われます。芯に響く冷え感がある。水温は15~16℃くらいかな?

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露天浴場に出るとミストサウナに続くアプローチがありました。専用棟の檜造りとのことで期待が高まります。

ミストサウナは広かった。12人は入れそうな大きな造り。床下に通る湯温を活かしたミストサウナ。天候に左右される様子でこの日は蒸気も室温も控えめでした。タイミングさえ合えば気持ちがいい蒸気浴ができそうです。

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サウナあとは2階の浴場へ。1階と2階の浴場は離れた場所にあるので行き来するだけでも一苦労。混浴にも入りましたが安定の貸切状態でした。

帰る時にはエンジェルくんは寝ちゃってて結局会えず。。残念!

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▲2階の混浴露天風呂。

【まとめ】
サウナは可もなく不可もなく。筋湯温泉でサウナがある大浴場は悠々亭のみなので、サウナが壊れていたり、嫌な感じだったりしなくて良かったなと思います。

求めすぎずに訪問すれば十分楽しめます。子連れでも宿泊しやすい宿なので、家族旅行で訪れた際に『子供はビンゴ、お父さんはサウナへ。』といった便利な使い方もできそうですね。

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九重滞在初日はここまで。部屋に戻ってひとり宴会ひらいて寝ます。明日は筋湯~九酔渓~豊後森を訪問する予定です。それでは今回はこのへんで!次回に続きます。

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