こんにちは!博多サウナーぷりかです。『北部九州公共機関100サウナの旅』もいよいよ大詰め。残すところ5施設になりました。
今回はまだ訪問数が少ない佐賀県に行ってきます。まずは佐賀県北部の唐津からスタートです。

唐津を選んだ決め手はイカがどーしても食べたかったから(笑)。冬が旬のアオリイカを食べたい!!
仕事終わりに博多駅から地下鉄へ。
地下鉄空港線→JR筑肥線(直通)
博多駅→東唐津駅
乗った時には満員でしたが東唐津駅に到着する頃にはすっからかん。
東唐津駅で下車後、歩いて20分で最初の目的地唐津シーサイドホテルに到着です。
――――――――
○唐津シーサイドホテル(唐津市)男女設定差有
料金 平日1350円
土日祝1550円
時間 9時~24時
定休 年中無休
向かいの唐津ロイヤルホテルと共に虹の松原沿いに昔からある老舗ホテル。
元々はサウナが無いリゾートホテルでしたが、天然温泉を振り当てたことにより2019年11月より温泉ホテルになりました。浴室工事のついでにサウナも設置。立ち寄り湯営業も開始されてます。
――――――――
元々はシーサイドホテルとシーサイドハイツからなるオンボロな格安ホテルでした。向かいの唐津ロイヤルホテルが高級ホテルという位置付けでしたが、昨年DHC傘下としてリブランド。
今では立場が逆転しています。コツコツとした営業努力が実った形のホテルですね。
外観、館内含めてとても綺麗。スタッフの方々のサービスの質の高さも目を引きます。
振り当てた温泉は海沿いならではの強塩泉。口に含むとほんのりしょっぱい。温泉に入ってからサウナを利用すると塩サウナっぽいサウニングも楽しめます。
画像は女性側のサウナ。男性側はサウナも大浴場も半分程度の広さです。
とても綺麗なサウナ室は檜と杉の総木材造り。ホテルが虹の松原にあるから松かも?と思ったんだけどそこは普通に杉なのね。
男性側の室内は2段で3人が限界。頑張れば4人入れるかも?
温度表示は100℃~105℃あたりをウロウロ。女性側は80℃設定だそうです。
湿度はカラカラ寄りの低めですかね。循環は悪くなく、1段目でも足元までしっかり熱圧があります。
それでもカラカラ系の定めか熱が天井付近に溜まりがちなので、1人の時はタオルで撹拌。1、2セット目は11分入って、3セット目に身体に馴染んで8分しっかり発汗できました。
個人的な感覚なんですが、カラカラ系サウナは気難しい異性を口説くようなものだと思うんですよ。その難易度の高さから落とせた時の喜びはより大きくなる…!
そう。カラカラ系サウナは例えるならば峰不二子のような存在。
僕は今まさに峰不二子と裸でセッションしているんです!
今日から僕はカラカラ系サウナの事を不二子ちゃんと呼ぶことにします。
水風呂は体感20℃ほど。元々お風呂として使っていたのであろうバイブラ浴槽を水風呂として活用してるみたい。ちなみにバイブラは非稼働でした。
がつんとした冷たさはないものの、ずっと入っていられる楽さはありがたい。お水は水道水でございます。
低湿ながらも熱量問題なしのサウナから長く浸かっていられる水風呂。この後は波打ち際を眺めながらの外気浴が僕を待っています。
これはもうバチコン気持ちいいやすらぎチャンスタイムをゲットで間違いなしでしょう。
お待たせ!露天スペース!快楽を受け取りにきたよ!
…んん?
んー?これはどこで休めばいいんだ??
露天の扉を開けるとすぐに浴槽。
休めそうな場所は露天風呂の縁かな?内湯にも休めそうな場所はないな。。うん。やっぱり縁だな!
ダバダバと注がれる温泉の湯音と波打つ重く雄大な波の音が合わさって耳が幸せ。海を見渡せる景色も素敵だし、浜風も気持ちいい…!
露天スペースは手狭だけど、十分休憩ができる。ただ、縁に座るためには温泉を経由しないといけない。小さなところだけど、唯一そこだけが残念ポイントだったかなー。
余談になりますがシーサイドホテルはDHC傘下なため、脱衣所に無料の海洋深層水が置いてあります。この日は少し水分不足気味だったのでありがたかったです。
【まとめ】
セッティングに目を見張るほどの良さがあるわけではありませんが、唐津でも20時以降にサウナに入れる施設が出来た事実が何より大きいですね。
水風呂は少し緩かったけど、シングルや15℃以下の水風呂とは楽しみ方が違うだけで20℃の水温でも十分に気持ち良かったです。
脳内がぐるぐる回るような深くキマる感覚はありませんが、浅く長く続く気持ちよさを楽しむサウナも気持ち良さのひとつの形です。
唐津シーサイドホテルはわざわざ遠方から目当てにして行くサウナというわけではありません。
ですが唐津に用事や観光で立ち寄った時に利用したり、唐津近郊でサウナ付きのホテルに宿泊したいときには十分需要に答えることができるサウナだと思いました。
――――――――
唐津シーサイドホテルに泊まると旅費が全てぶっ飛んじゃうので、今夜はネットカフェに移動して就寝。
翌日。あいにくの雨天ですが呼子に向かいます。唐津大手口バスセンターからバスで移動。
○昭和バス唐津→呼子行き(約30分)
大手口バスセンター近くに唐津バーガーの店があったので、道中に朝ごはん。
呼子到着!バスに乗ってる間に天候も良くなりました!乗ってる間に天候も回復しました!太陽だー!!
まずは朝市を横目に呼子台場プラザに向かいます。観光客が僕ぐらいしかおらん。。
――――――――
○呼子台場の湯(男女入れ替わり)
時間 10時~20時
料金 510円(17時以降は410円)
定休 第3水曜日
呼子大橋や呼子湾を一望でき、最高のロケーションを誇る「呼子台場の湯」。展望風呂は、“美人湯”として知られる唐津市肥前町の高串温泉の源泉を使用しています。
――――――――
注意点としてサウナは片方の浴場のみに有ります。入れ替え頻度も決まった法則がありません。サウナに入りたい人は訪問する場合は事前に電話で確認をとった方がいいでしょう。
サウナは電気ストーブ1基89℃~90℃ほど安定でやや低湿。1段目は足元が少し冷たいですが、2段目がちょうど熱のたまり場になっており、2段目を確保できれば問題なし。
こちらのサウナも作りたてでとても綺麗。ストーブ前の円椅子にも座ってみましたが、2段目がベストポジションだと思います。
水風呂は井水を張り水で。2月13℃の外気温で体感15℃~16℃。時期変動多少はありそうですが、20℃を越えることはなさそうに思います。
外気浴はできませんが、高串温泉の浴槽がおいてある場所からは呼子湾が一望可能。晴れた陽気の日には太陽の光がたっぷり差し込んでいて清々しい。
お湯もサウナも秀でているわけではありませんが、呼子には今まで立ち寄りできるサウナ施設がなかったので、台場の湯が出来たこと自体に大きな価値がありますね。
今回はこのためのサウナといっても過言ではない。台場プラザ内台場の湯に隣接する直揚げ市場!その日の朝に漁った魚を購入することができます。
笹イカ、アワビ、サザエ、ホタテ、カキ、生ビールを購入して2000円!安い!
カキ、サザエが旬の時期だったので、身も大きくて美味しかったです。お目当てのアオリイカは不漁で入荷していませんでしたが、笹イカは一人だとちょうどいい大きさでした。お願いすると漁師さんがその場で捌いてくれます。
バーベキューは200円で利用可能。焼くものがない場合は台場の湯の休憩室に持ち込むこともできます。
【まとめ】
呼子は漁業の街ですが、今までは玄海か唐津にでないとサウナがありませんでした。
台場の湯の登場でサウナ飯に新鮮な魚介類を食べられるようになったのはかなり大きいです。
台場プラザの隣には活き造りを提供している『河太郎』もあります。
台場プラザのイカは捌く前に締めるので、活き造りを食べたい人はこちらを利用するといいでしょう。
台場の湯は素晴らしいサウナを楽しめるわけではありませんが、サウナからの新鮮魚介のサウナ飯コンボは最高に楽しかったです。
だいたい2時間ちょいくらいの滞在で十分に満喫することができました。また遊びに来よう。
いったん唐津に戻ります。
この記事へのコメント