大分放浪4日目。
今回のサ旅はこの記事で最後です。
朝早くに長湯温泉を出発。
3日間お世話になりました。
天然の炭酸泉に開放的な野天風呂、セルフロウリュに美味しい川魚料理と、十二分に満喫できました。楽しかったなぁ。
豊後竹田駅に戻って、街中をちょっと散策。
山地なので紅葉もまだ残ってました。
往路では会えなかった"猫駅長"。
寝てたけどね。
お仕事お疲れ様です。
大分駅に戻ってきました。
東に行きたいのでレンタルサイクルを借ります。
1日レンタルで200円はお得!
大分駅から約6km。
【明野アサヒ温泉】にやってきました。
登り坂だらけでしんどかった…( ̄▽ ̄;)
行かれる方は車での移動を強くオススメします(笑)
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【アサヒ温泉】
複合施設の一角にあるスパ銭。
スパ銭でありながら、料金は380円と超破格。
◼️データ◼️
料金 380円
時間 12時~21時(月曜日のみ0時~9時あり。土日24時間営業)
定休 不定休
こちらの温泉は【大深度地熱温泉】と呼ぶそうで、
古代の植物等の堆積物に雨や雪がしみ込んで、琥珀色の温泉として地上に出て来た温泉なんだそうです。
大分市内はCITYSPAてんくうを含めて、この温泉が源泉になっているようですね。―――――
【サウナ】
サウナは3種類。
ロッキータワーサウナ、塩サウナ、ミストサウナがありました。
ロッキーサウナは5段12人規模。
ストーブはダブルスタンバイ式。
15分くらいに1度の割合でオートロウリュありです。
湿度 並~高
輻射 並
循環 やや悪~並
といったセッティング。
中温多湿でなかなか良い感じ。
天井付近に熱が溜まりがちなのが、ちょっと勿体ないなぁ。
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【水風呂】

水風呂は測定で17.4℃。
3人規模で深水膝~腿。
すごく冷たいわけではありませんが、
中温サウナとのバランスは良く問題なし。
気持ち良かったです。

露天のベンチで外気浴も可能。
【まとめ】
近くを通る機会があまりなさそうな立地ですが、車で大分に来る際には、足を伸ばして訪問してみるのはありかなーと思います。
個人的には、大分東部ではアサヒ温泉と鶴崎ホテルがマストなのかな、と思いました。
商業モールの一角にあるので、地元のお客さんが沢山います。
利用する際にはマナーを守って入浴しましょうね。
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ハシゴサウナなので、9分×2セットいただいてそそくさ退散。
大分駅に戻る途中にある公衆銭湯【下郡温泉】にやってきました。
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【下郡温泉】
大分駅から2.5km 。
大分市内では唯一の公衆銭湯のサウナです。
◼️データ◼️
料金 380円(家族風呂500円)
時間 14時~23時
定休 年中無休
湯色がコーラ色なのが特徴的。
源泉かけ流しの温泉は温度があつめで気持ちいいです。
微かにモール系の香りがします。
というか公衆銭湯でもこんないい温泉に入れるとは…。
さすがは温泉県おおいたです。
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【サウナ】
埋め込み式のサウナ室。
1段1人用で地熱格納用小型ストーブが1基置いてあります。(多分)
扉には"2人用サウナ"と書いてありますが、膝の上に乗らないと2人目は入れそうにありません(笑)
サウナ室内に電気はなく、扉にある手のひらサイズの小窓が唯一の光源。
ストーブ目視できないほどの暗さです…( ̄▽ ̄;)
音と形状のみで判断したので、もしかしたら電気ストーブかもしれないです(^^;
だいぶんシュールなサウナですが、体感88℃~90℃ほどで輻射熱も程好く悪くはない感じ。
セッティングは
湿度 乾~並
輻射 並
循環 並
といったところですかね。
慣れてくると、この暗さもむしろありだなと思い始めました(笑)
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【水風呂】
これまたシュールな水風呂(笑)
常連さんが水風呂が欲しくて、アウトバスを設置したそうです。
常連さんナイス。
おばちゃん曰く、「水道水を冷やさず入れてるから冷たくないよ」との事なので期待せずに入りました。
おほっ!!
ばっちり冷たいやないか~~~い!!!ヽ(°ω°)ノ
測定したところ15.5℃。
おばちゃんと調べたところ、水道水と思ってた水も大分川支流を活かした井戸水汲み上げでした。
そら冷たいわ(^^;笑
※女湯は水を溜めていない事が多いみたいなので、女性サウナーは訪問する際には事前連絡をした方が良さそうです。
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ついでにご好意で家族風呂を見せてもらいました。
家族風呂は5つ。
内湯のみのシンプルな造りですが、たった500円でこの温泉と広い湯船を1人占めできるなんて、贅沢の極み…!
3人は入れそうな大きさなので、恋人や家族と利用するのも良さそうですね。
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【まとめ】

ぶっちゃけ全く期待せずに訪問したこともあり、思いの外気持ち良くて満足度が高かったです(笑)
サウナも水風呂もシュール。
でもバランスよし。
そして温泉は思わず入ってみたくなる。
下郡温泉は大分駅からも歩ける範囲ですので、銭湯サウナに入りたくなったら、ぜひ寄ってみて下さい。
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さて、旅も終わりに近づいてきました。
電車の発車時刻まであと3時間。
旅の〆は大分駅前の【CITYSPA てんくう】に入ります。
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【CITY SPA てんくう】
サウナ王監修の天空サウナ。
20階~21階の高層フロアから大分一円を眺める景色は旅の終わりにオススメです。
◼️データ◼️
料金 1500円(岩盤浴セット1900円)
時間 11時~0時
定休 年中無休
こちらは再訪になりますが、最終日に来るメリットがあるんです。
同日の大分駅発の特急券を提示すると、料金が10%割引になります!ヽ(°ω°)ノ
たかが10%と思うことなかれ。
最大の利点は「安く入れてラッキー!」と思えるポジティブな心をゲットできることなんです!
CITYスパてんくうは九州の相場より高めに思えますが、実は各種割引が充実してます。
うまく使えば、お得に利用ができますよ。
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【サウナ】
温度計表示は88℃~90℃。
3段12人規模電気ストーブ1基。
TVなし。季節により異なる有線JPOPが流れています。朝はラジオ。
11月下旬はクリスマスソングでした。
セッティングは
湿度 乾~並
輻射 並
循環 並
といったところ。
展望サウナというよりは壁の一画がはめ込み小窓になっている小屋風サウナ。
全面が木材で覆われたサウナ室は清潔感が非常に高く、爽快な気持ちで熱を楽しむことができます。
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【水風呂】
水深100cm3人規模の水風呂。
壁には15℃と書いてありますが、
前回訪問時も含めて測定13℃台後半でした。
ふんだんにオーブフローしている水風呂は潜りたくなる欲を掻き立てられます。
深いけど、腰をかけれる段があるのは嬉しいポイント。
水風呂からも景色が見れます。
休憩スペースは20階内湯にイームズチェアが数脚。
21階展望風呂にウッドチェア3脚、レザーフラットチェアが4脚置いてあります。
最後のセットはぜひ展望風呂で休憩してみて下さい。
左を向けばくじゅう連山を含む山々の景色、右を向けば別府湾を臨む海の景色。
正面を向けば大分一円を見下ろす街並み。
天空サウナの名前に相応しい雄大な景色を楽しむことができます。
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【ヒーリングプラン】
入浴のみで入館した場合は20階~21階フロアの大浴場とレストランのみの利用になりますが、
ヒーリングセットで入ると19階の岩盤浴フロア+休憩室が使えるようになります。
岩盤浴フロアにある男女兼用の低温サウナ。
温度はだいたい60℃ちょい。
CITYSPAてんくうは大きな施設ではなくどちらかというと狭め。
なので、休憩室は廊下の導線をフル活用しています。
最奥には小さめの休憩室。
サウナ本が充実しているので、ゆっくり読書も可能です。
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CITYSPA てんくうの良さのひとつに『導線の上手さ』があると思います。
男性浴場を例にすると、まず脱衣場すぐの階段で、大浴場か展望風呂かの振り分けがあります。
サウナに勤しむ方は20階を直進。
トイレや棚を横目に大浴場の扉を開けます。
サウナは大浴場のさらに奥。
区切られた一画のスペースが【サウナ・水風呂・飲水機】のサウナスポットになっています。
各々が目的に沿って、行きたい場所に行く導線のため、サウナスポットは落ち着きあり。
必然的に21階の外気浴に行く導線は遠めにはなっていますが、区分けされてるメリットの方が大きいなと思いました。
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【まとめ】
サウナセッティングは正直、好みが分かれると思います。
『サウナが超絶気持ちいい!』というよりは
・高層階からの抜群の外気浴を楽しむ
・清潔感とゆとり溢れる静かなサウナを楽しむ
事に比重を置いた方がより満喫できると思います。
大分県では比較的高めの料金設定な事もあり、客層はマナーが良く、混雑もほぼありません。
"紳士・淑女が嗜む大人サウナ"が
楽しめるのがCITYSPAてんくうの楽しみ方のひとつですね。
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【あとがき】
鶴崎~長湯温泉~大分を巡ったサウナ旅はこれで終了です。
今回訪問したサウナは
鶴崎ホテル
竹田温泉花水月
ラムネ温泉
かじか庵
御前湯
ほていの湯
翡翠乃庄
アサヒ温泉
下郡温泉
CITYSPA てんくう
の10施設。
時間の兼ね合いで、豊後萩の『萩のさと温泉』に訪問できなかったことに悔いが残りました(^^;
沢山の新しい出会いがあった大分放浪。
やはりサ旅は楽しいです!
皆さんもぜひサウナ放浪に出かけてみて下さい。
きっと、新鮮な出会いがそこには待っていますよ。
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