※今回はサウナ色薄めの旅行記になります。
レンタルサイクルの時間に余裕があったので、七里田温泉にやってきました。
ほてい湯から七里田温泉への道中は裏道にあたり、沢山の下り坂。
帰り道が心配になりましたが、大通り沿いのルートは平坦だったので問題ありませんでした。
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【七里田温泉】
”日本一の炭酸泉"と言われる長湯温泉から車で20分、自転車で40分ほどの距離にある共同浴場。ちなみにサウナはありません。
上湯(木の葉の湯)と下湯(ラムネの湯)からどちらに入浴するかを選べます。
◼️データ◼️
《上湯(木の葉の湯)》
料金 300円
時間 9時~21時
定休 第2火曜日
源泉温度56℃
《下湯(ラムネの湯)》
料金 500円
時間 9時~21時
定休 第2火曜日
源泉温度36~37℃
温泉愛好家の中では"もう一つの炭酸体感日本一"とも言われているようで、隠れた秘境温泉として有名みたいです。
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せっかくなので、今回は下湯に入ろうと思います。
まずは木の葉の湯で受付を済ませます。
「上湯?下湯?」と聞かれるので、ラムネの湯目当ての場合は下湯と答えて下さい。
料金500円と別に預り金1000円(後で戻ってきます)が必要です。
荷物がある人はここで100円ロッカーに荷物を預けます。
下湯のルールとして
・1時間の時間制限がある
・入出の際には必ず鍵をかける
・浴槽の中では横にならない
があります。ルールを守って利用しましょう。
下湯は木の葉の湯とは別の場所にあるので、鍵を受け取ってから館外に移動します。
下湯までは案内板があるので、迷うことはありません。
2~3分くらいで下湯に到着。
各種レビュー等を見て混んでいるだろうなと予想していましたが、時期外れだったためか、地元のおっちゃんが1人いるだけでした。
さて、では入浴。。
温度はぬるめ。長く浸かっといてものぼせることはなさそうです。
感想としては、これは確かに凄い…!!
長湯温泉でも体に付着した泡を見て、「すげー!」って思いましたが、
ここの炭酸泉は炭酸に浸かっている感覚が肌を通して分かります。
視角でもはっきり分かる見事な炭酸量。
皮膚への泡付きもすごい!
最近は人工炭酸泉がある温浴施設も増えてきましたが、天然炭酸泉とは明らかに肌当たりの感覚が違います。
地元のおっちゃん曰く、たまに木の栓を抜いて古いお湯を流すのが楽しむためのコツだそうです。
(新しいお湯は上に溜まるので、溢れて流れていっちゃうんだそう。)
30分くらいで上がる予定でしたが、しっかり1時間楽しませていただきましたヽ(°ω°)ノ
飛ばし気味に長湯温泉へ戻ります。

帰りのルートは見晴らしのいい真っ直ぐ道。
超気持ちいい~!!
観光協会で自転車を返却して、お昼ご飯に向かいます。
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今回お昼をいただいたのは【正直屋】。

ここではすっぽん料理を食べることができます。
すっぽん以外も充実していて、料金もリーズナブル。
スポネ温麺をいただきました。
人参の亀さんが可愛い。
人参の亀さんが可愛い。

臭みもなくて食べやすい。ぷるぷるしてます。
すっぽん尽くしで活力沸いてきそう!
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体力が回復したところで、次のサウナに向かいます。
長湯温泉街から、ちょっと離れた小高い丘を登ること15分。
【宿房 翡翠之庄】に到着。
え?てか敷地広すぎない??
到着してから、宿の入り口が分からずに迷子になりかけました(^^;
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【宿房 翡翠之庄】
茅葺き屋根の母屋が特徴的なハイクラス温泉旅館。
広大な面積を活かした空間は、"静寂の癒し"をコンセプトに統一されており、極上のひとときを過ごす事ができます。
◼️データ◼️
料金 800円(貸し切り湯は3000円)
時間 12時~16時
定休 不定休
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ロビーにて受付待ち。
なにこのめっちゃ素敵空間。
今回は露天のお湯がまだ溜まりきっていないとのことで、500円で入ることができました。
こちらが時間ギリギリに来たのが悪いのに、ありがたいです。
てか、宿泊客が来る前にお湯を全抜きして、張り替えているんでしょうね。
素晴らしいホスピタリティ精神です。
風情のある渡り廊下を通って…

右手に大浴場が見えてきました。
ここで事件が起こりました(^^;
館内にいる客は私1人だけで、支配人が浴場まで案内してくれたので、
「あの…。僕、旅ブログを書いているんですけど、差し支えがなければ、掲載用に大浴場の写真を撮らせていただけないでしょうか?」
と、撮影&掲載の打診。
すると
支配人「え!?ブロガーさんなんですか!?
あ…!うちのサウナ、調子悪くて温度低いんですよぉ… ノД`)
そうだ!貸し切り湯のスチームサウナの方がいいですよ!すぐに鍵取ってきますね!!ε=(ノ゚Д゚)ノ」
私「あっ!ちょ…!!あの、全然有名なブロガーとかではないんで!!
全然…!全然そんなじゃないんでえぇぇ!!!」
ああぁぁぁぁぁあ!
支配人、走るの超はえぇぇぇ!!!
山育ちの男って、すごいいぃぃぃ!!!!
支配人「はい!鍵持ってきました!もちろん大浴場も自由に使って大丈夫なので!
ゆっくりして行って下さいね!ε=(ノ゚Д゚)ノ」
ああぁぁぁぁ…( ̄▽ ̄;)
あっという間に居なくなりました(笑)
こんなん初めて経験しました…(^^;
申し訳ないやら、なんとやら。。
せめてもの恩返しに、しっかりとレポしていきますね…!
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【月の湯(貸し切り湯)】
まず、なんと言っても綺麗!
清潔感溢れる空間に貸し切り湯のテンションがあがります。
手洗い場は陶磁器。
アメニティも充実してますねー。
月の湯は展望露天風呂。
このお湯と絶景を1人占めできるのか…!
貸し切り湯ってあまり使ったことないけど、ゆっくり寛げていいなぁ。
こちらはお一人様用のスチームサウナ。
温度は30℃台かな?
扉の閉まりも良いし、とても清潔感かある。
スチームサウナ好きの人には結構いいんじゃないだろうか。
露天の洗い場でこの綺麗さはすごい。

あつ湯のありがたみがあまりに気持ち良かったので、暫く堪能してから大浴場に向かいます。
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【小さな大浴場】
大浴場には内湯がひとつ。露天がひとつ。

露天風呂は言ってた通り、溜めてる最中でした。
水風呂も露天にあります。
サウナも露天にありました。
こちらも言ってた通りに温度が低かったです(笑)
35℃くらいで、サウナというよりは温室ですね( ̄▽ ̄;)
3人規模のサウナ室に対して、ストーブが超小型なのも原因なのかな…?
対して水風呂は井水かけ流しで、測定16.2℃と良好。
【まとめ】
設備も綺麗ですし、温泉もあたたかくて良い。
景色も抜群なだけにサウナ室さえ何とかすれば、サウナーにとっても化けるポテンシャルを持っていそうです。
ここはぜひまた行きたいので、どなたかサウナストーブに詳しいサウナーさんはサウナ室をプロデュースしに訪問してきて下さい!ヽ(°ω°)ノ(←他人任せ)
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湯上がり後には、なんと無料のビールとジュースが用意してありました。
(ワイ、500円しか払ってないんやけどええんやろうか…)
ビールを頂いた後、紅葉の見事な庭園を見ながら歩いていたら、ロビーがある母屋に戻れず迷子になりました(笑)
途中、お洒落な図書館がありました。

至るところに休憩スペースがあります。
ここは食事処かな?
給仕さんがいたので、母屋の行き方を教えてもらい、迷子タイム終了です(笑)
食事処の入り口にあったワインセラーは各国のワインが160本も入っているんだそう。
翡翠之庄は、ぶっちゃけサウナは微妙でしたが、それを差し引いてもすごくコスパに優れているお宿だと思います。
今度はぜひ泊まりで再訪したいですね!
色々とありがとうございました。
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日もだいぶん沈んできました。
結構歩き回ったので、かじか庵に戻ってゆっくり夕食。
ロウリュサウナを1セットいただいて、ぐっすり就寝。
いよいよ大分放浪も明日で最後です。
最後まで、余すことなく楽しんで帰ります!
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